ワクワクする「名言」で1ミリ前進

毎日を1ミリでもワクワクに。気楽に読める内容です。

なぜ読書が大事なのか?

読書は大事だと言うけれど、なかなか出来ないという話も良く聞きます。
特に子供の頃の読書は大切だと、言いますがそれはなぜでしょう?

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堀紘一さんの著書では福沢諭吉さんを例に出し、読書の重要性を挙げています。

福沢諭吉慶応義塾を設立しただけではない。

日本初の事業家たちの社交クラブとして知られる「交詢社」を銀座に設立したのも福沢だし、「横浜正金銀行」や「丸善」の設立にも関わっている。
北海道には旭川稚内の中間に牧場まで作っている。

要するに時代が求めているもの、日本という国がこれから必要と思うものを次々と起業していった人物なのだ。


福沢の起業家精神を養ったのも、読書だと私は思う。
福沢は子どもの頃は読書が苦手だったそうだが、のちに改心して漢書漢籍)を読みあさった。

福沢に限らず、明治維新の先頭に立った志士たちは例外なく読書量が多かった。

古典を中心に読書をすると人間の普遍的な思考が学べるし、社会生活を送るうえで最低限知っておくべき「常識」が身につく。

 

いまの教育の世界では「幼少から自分の頭で考える力を養うべきだ」という議論が盛んに出ているようだが、まずは読書で常識を身につけることが先決だ。


自分の頭で考えることは既存の思考体系を組み換えて、その常識を超える「超常識」を生み出すことに他ならない。
超常識は、イノベーションを引き起こす起業家にとっていちばん重要なものである。

 

読書をおろそかにしていると、最低限の常識がない非常識になってしまう。
常識を踏まえない単なる突飛な思いつきである非常識と、常識を踏まえたうえで新しい価値を提案する超常識には月とスッポン、天と地ほどの差がある。


福沢は漢書に親しんだ身でありながら、のちに欧米の現実を視察したうえで記した『西洋事情』や『文明論之概要』といった著作を通じ、旧来の常識だった儒教思想と中国を中心とする冊封体制から、超常識である西洋文明に接近する大いなるパラダイムシフトを先導しようとした。


言うまでもないが、福沢は日本を欧米のようにしたいと考えたのではない。


西洋文明を咀嚼してとり入れておかないと、日本だけではなくアジア全体が欧米諸国に乗っとられてしまうと恐れたのだ。


その超常識を支えたのは間違いなく読書だ。


これから超常識でイノベーションを目指す起業家を志すのなら、読書は必修科目なのである。


『自分を変える読書術』SB新書

自分を変える読書術 学歴は学<習>歴で超えられる (SB新書)

 

子供のみならず、自分も常識がないことを身にしみて感じることが良くあります。

自分の頭で考えようにも、常識という土台がないところにイノベーションは生まれない。
確かに。。。

読書は自分の経験していない事、とても体験出来ないことさえも疑似体験することができたり、自分では考えつかないような発想を得ることもできます。
まずは最低限の常識を身につけていきたいですね!


レイ・クロックさんの名言

マクドナルドのフランチャイジーフランチャイズの加盟店)になるには、頭脳明晰である必要はなく、高校以上の学歴もいらないが、100%のエネルギーと時間を投入する覚悟が何より大切だ。
常識を持ち、目標に向かっていく強い信念と、ハードワークを愛せる人間なら誰もが成功し、億万長者になれる』

 

あなたの毎日がワクワクに溢れますように。