ワクワクする「名言」で1ミリ前進

毎日を1ミリでもワクワクに。気楽に読める内容です。

天職とは?の答えは

世の中にはたくさんの仕事があり、この時代新しい仕事もどんどん生まれています。

そんな中で今、目の前にあるつまらない仕事ではなく、もっと自分にあった仕事が他にあるのでは?と考えたことある人も少なからずいるかも知れません。

 

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しかし、どんな仕事であっても、誰しも克服しなければならない課題があるとチャーリー・ジョーンズさんは言います。

「成功おじさん」の第一ルールは、ふつうわたしたちが考えるような、せっせと働くというものではなく(もちろん、働くことは必要になるが)自分の仕事に対し、気持ちをふいるい立たせるようにするというものだ。

 

こんな人がいる。

 

「ジョーンズ。きみや、どこかの重役がやっているような華やかな仕事なら、そりゃあ気持ちもふるい立つだろうけどね。ぼくがやっているような、ろくでもない仕事についていたら、そんなふうに言ってられないと思うよ」

 

それでは、こっそりお教えしよう。
なんであれ、「仕事」というのは一種類しかない。
すなわち、こまごましていて、単調で、手間がかかり、やっかいで、退屈なもの。

 

これこそ、どんな職業についていようと、誰もが克服しなければならない課題なのだ。

 

たしかに、今自分がやっていない仕事にふるい立つのはたやすいだろう。

ところが、やらねばならないときや、みずから学び、成長し、計画を立て、最後までやり通さねばならないとき、仕事はそれほど楽しいものではなくなる。

 

しかし、「成功おじさん」の第一ルールは、ほかでもない自分の仕事に、気持ちをふるい立たせるようにすることだ。

いつかやろうと思っている仕事に対して、ではない。
たった今やっている「つまらない」仕事にふるい立て、と言っているのだ。

 

つまらない仕事に気持ちをふるい立たせ、喜びを見出せれば、その仕事はすばらしいものになる。

 

ある若者が、アイビーリーグの大学を二番の成績で卒業して、わたしのオフィスにやってきた。

 

「ジョーンズさん、あなたの噂を聞きました。あちこちの会社の面接を受けたんですが、どれもぴんと来ないんです。あなたなら、やりたいことを見つけるのに、力を貸してくださると思いまして」

 

わたしは思った。
かわいそうに!
ちょっとしたショック療法を施すとするか…。

 

「やりたいことを見つけるのに、力を貸してほしい?わたし自身のやりたいことさえ見つかっていないというのに、きみに力を貸せるはずないだろう?」

 

「ご自分のやっていることが、お好きじゃないんですか?」

私は声をあげた。

 

「大嫌いさ!好きなことをやってたら、満足に稼げやしないよ!」

 

わたしが何を好きか、ご存じだろうか?
リラックスするのが好きだ。
仕事に関するおしゃべりが好きだ。
休暇と、手数料と、昇給と、のんびりした昼食が好きだ。
それで何が得られるか?
頭痛と、落ち込みと、胸が張り裂けるような悲しみだ。

 

わたしが何を学んできたか、おわかりだろう。
やりたくないことにふるい立たなければ、「ほんとうに、ふるい立ちたいこと」を満足に得られないという教訓だ。

 

人生というのは、やりたいことをやるものではない。
現実の人生とは、やらねばならないことをやるもの。
やりたいことをやっている人たちは、最後になって、それがほんとうにやりたいことではなかったと気づく。

 

一方、やりたくはないが、やらねばならないことをやろうとする人たちは、最後になって、やりたくないと思っていたのが、実はやたいことだったと気づく。

 

人生とは主に、やりたいことをやるものではなく、やらねばならないこと、やる必要のあることをやるものだ。

 

わたしは、かの大恐慌と関わる時代に生まれてよかったと思う。
そのころ、誰もが心理学の手を借りることなく学んだ教訓がある…
この世でいちばん気持ちがふるい立つのは、仕事ができるということ。

 

どんな仕事であれ、職があるというのは、特別な権利なのだ。
昨今は、誰もが自分にふさわしい職業を探している。


「天職にめぐり会いたいんです」と言う人もいる。 

わたしは、「もっと大事なものを手に入れてほしい」と願っている。

 

わたしたちが学ぶべきは、職業が人をつくるのではなく、仕事にふるい立つ人間が職業をつくる、ということだ。

 

出世コースを歩んでいる人を観察してみよう。
その人が、自分にはなんの価値もなく、すべては周囲からの恵みだと感謝していることがわかるはずだ。

 

それとは逆に、何に対しても借りがなく、何を手にしても当然という気持ちになったら、そのときから、その人物は、自分でも気づかないままに坂を下り始めるだろう。

よく目を見開いてみて、ほんとうかどうか、たしかめてみるといい。

 

「次の職のために、準備をしているんだ」と言う人もいる。
すでに手にしている職にふるい立てなければ、おそらく次の職などない。

 

あなたは、今やっていることに、気持ちをふるい立たせているだろうか?


「成功おじさん」の最優先ルール

 
ワクワク系マーケティングの小阪裕司は著者『天職の作法』の中でこう語っています。

『天職とは「才能」のことではありません。
 天職とは「役割」です』 

今の役割を理解して自分を奮い立たせてやってみた先に見えことがあるのだと思います。
今ある全てに感謝の気持ちを忘れずに取り組んで行きたいものですね!

天職の作法


スティーブン・ホーキングさんの名言
『今の仕事を好きになれないのでは、違う仕事に就いても好きになれない。
 今の仕事に一生懸命になれないのでは、違う仕事でも一生懸命になれない。
 今の仕事を好きになって一生懸命やったとき、次なる道が見えてくるものだ。
 そもそも天職はなるものじゃない、気がついたらなっているものだ』

 

あなたの毎日がワクワクに溢れますように。