取り組んでいるのは「緊急な活動」?それとも「重要な活動」?
ベストセラーの自己啓発本では『7つの習慣』という本が有名です。
先日お会いした方の企業では研修に取り入れて、とても効果的に活用し、成功しているとのこと。
私もずいぶん前に読んでいましたが、じゃあどれだけ理解できているかというと・・・。うーん(+o+)
読んで満足しているのではなく、理解し、自分なりに落とし込んでいくということも大切ですね。
例えば、「7つの習慣」はたくさんの方も読んでいらっしゃると思いますので、本日は「7つの習慣ファミリー」よりここを引用してみます。
私はセミナーで必ず、「これを行えばあなたの私生活の質を著しく改善する活動が一つあるとすれば、それは何だと思いますか?」と参加者に質問することにしている。
同じ質問を私生活ではなく仕事のことでも尋ねてみる。参加者のほとんどがすぐに答えられる。自分が何をしなければならないか、誰でも内心ではわかっているのである。それから、自分が書き留めた答えについて考えてもらう。それは「緊急な活動」だろうか?それとも「重要な活動」だろうか?「緊急な活動」とは、周りの環境やプレッシャー、危機的状況など、外部から要求される活動である。それに対して「重要な活動」とは、自分の内面の奥深くにある価値観に従った活動である。参加者が書き留める答えは、ほぼ例外なく、重要ではあるけれども緊急ではない活動である。そのことを話していると、日頃その活動ができていないのは緊急な活動ではないからだという事実に参加者全員が気づく。重要な活動のほとんどは切羽詰まったものではないのだ。そして残念なことに、誰もが緊急中毒になっている。緊急の用事に対応していないと罪悪感すら覚え、落ち着かなくなるのである。しかし本当の意味で効果的な人生を生きている人は、単に緊急なだけの活動ではなく重要な活動に重点を置いている。調査によると、もっとも成功している経営者は重要性を重視し、そうでない経営者は緊急性を重視する傾向がある。緊急で、しかも重要だという場合もあるだろうが、ほとんどはそうではない。単に緊急なだけの事柄にひたすら対応するよりも、本当に重要なことに注力するほうがはるかに効果的であることは明らかだ。
7つの習慣の中の第3の習慣には「重要事項を優先する」というがあります。
その時間管理を現したのが、「時間管理のマトリックス』
第2の領域を大切にすることが必要と分かっていても、つい次から次へ起こる変化にこのマトリックスが忘れ去れていることがほぼ毎日。。。
『緊急事項』というのはいつ何時も向こうからやってきます。例えば集中しようとしたタイミングでなぜか掛かってくる電話や、本部からの依頼への対処、やっと仕事ができると思ったらクレーム対応相談などなど。
しかし本来やったほうが良いはずの『緊急ではないが重要な事項』は逆に向こうからは働きかけてきてくれません。
ここには自分自身の意思の力が必要になってくると同時に、どうしてそれが必要なのか?を自分自身に理解させる必要がありますね。
そのツールとして「時間管理のマトリックス」にすぐに当てはめられるようにしていくことが大事なんだよな~と最近感じた次第です。
スティーブン・R・コヴィーさんの名言
『リーダーシップを発揮するためには、主に右脳を活用することになる。
それは技術というより芸術であり、科学というより哲学である。
自らに対してリーダーシップを発揮するためには、自分自身の人生にとって最も大切な究極の問いかけをしなければならない。』
厚い本が苦手な、「自分、右脳には自信ありっす!」って方にはマンガ版でも結構な学び得られますよ!
こんな感じ
あなたの毎日がワクワクに溢れますように。