ワクワクする「名言」で1ミリ前進

毎日を1ミリでもワクワクに。気楽に読める内容です。

微差力、その2

【「はじめてのおつかい」に遭遇した時の思考法】

 

先日のブログで斉藤一人さんの「微差力」を引用させていただきましたが、店での微差的気づきが、またありましたのでご紹介しますね。

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店の若手スタッフがお客様から電話を受けました。
 
内容は
 
「これから、店に子供1人で行かせようと思うのですがよろしいでしょうか?」
 
と言う内容で、どうもテレビの特番で良くある「はじめてのおつかい」みたいな感じだと言えば雰囲気伝わるでしょうか?
 
 
電話対応にでた、若手スタッフは爽やかに
「大丈夫ですよ、気をつけてお越しください」
と伝え電話を切りました。
 
 
その後、上司に内容を伝えると、
「それは君が思う以上に責任重大な事なんだよ」と言われ、改めて気を引き締めたと言います。
 
 
その後、そのお子様はちゃんと立派に来店してくれ、若手スタッフも
「よく1人で来れたね〜」「すごいね、頑張ったねー」
とねぎらい、
「気をつけて帰るんだよ〜」
っと、しっかりお見送りしました。
 
 
しかしその後、上司からかけられた一言で、まだまだお客様に寄り添えていなかったと気付かされたと言います。
 
 
さて、どんな言葉をかけられたのでしょうか?
 
 
上司は
 
『「今、ちゃんとおつかいを立派に済ませて、店を元気に出て行きましたよ〜」
って、お母さんに連絡してあげたら?」
 
と声かけしたのです。
 
母親の気持ちに寄り添えば、きっと帰ってくるまで、
「大丈夫かな」「途中別の場所に行っちゃうんじゃないか?」
と不安でいっぱいなはず。
 
そんな時に店から連絡があれば、どんなに安心できる事でしょう。
 
 
こうして言われてみれば当たり前な事ですが、上司は最初の電話の時点で、「これは責任重大だぞ」って、ここまでストーリーが想定できていたんですよね。
 
これも微差だと思います。
 
そしてもう一つ、リーダーとしてアドバイスはするが、対応は全部若手に考えさせて、実行させている点も見事なリーダーの在り方だと思います。
 
 
ちなみに、付け加えるなら、このエピソードを気付きとして報告できる若手自身も良い感性だと思います。
 
何も感じず、言わた事だけ無難にこなすところには何の成長もありません。
 
 
お客様にも、一緒に働く仲間にも寄り添える感性を持っていたいですね〜‼︎
 
 
あなたの毎日がワクワクで溢れますように。