ワクワクする「名言」で1ミリ前進

毎日を1ミリでもワクワクに。気楽に読める内容です。

リーダーは内発的モチベーションを気づかせるのが大切

【豊さの本質って?】
人が感じるモチベーションには、外発的モチベーションと内発的モチベーションがあるそうです。
 
外発的モチベーションとは例えば、給料アップとか、昇進など。
 
内発的モチベーションは自分が成長しているとか、仕事が楽しいなどと言えば分かりやすいかと思います。
 
 
本日は外発的モチベーションについて、こんな物語の引用から見てみましょう。
 
大好きな作家、喜多川泰さんの書籍から。
 
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「同僚が毎月30万円もらっている中、自分だけ40万円もらって働いている一郎君と、

 
自分は50万円もらっているけど、自分以外の同僚はみな100万円もらっている状態の中で働いている次郎君がいるとする。
 
どちらの方が、
 
『自分は幸せだ。成功している』
 
と思って生きていると思うかね?」
 
 
「それは・・・やっぱり一郎君だと思いますけど・・・」
 
「その通り。つまり、自分が豊かであると思えるかどうかは、手にした富の大きさではないというのが分かるじゃろ。
 
多くの人は幸福の基準を自分の中に置くのではなく、他の人との比較に置いている。
 
でも、これでは、絶対に幸せな人間にはなれない。
どこで生きていても、自分よりもたくさんのものを持っている人はたくさんいるからね。」
 
中略
 
「さっきも言った通り、豊かさとは心の状態だ。
だからお金をたくさん持っている独りよがりの心の状態は豊かさを感じることができやすいという意味では間違いではない。
でもだからといって、お金をたくさん持っている人は必ずしも豊かさを感じることができるかというとそういう訳ではない。」
 
「福」に憑かれた男  喜多川泰著
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どうしても、人は比較してしまうものであります。
比較がダメとするのもちょっと違いますが、比較だけに捉われてしまうも考えものですね。
 
物語の中でも、幸せや成功は
『自分自身の人生をどう使い、輝かせるか』
というキーワードが出てきます。
 
つまり、目標を達成しても、不安になってしまうのは人生を何に使うかが決まってないから。
 
重要なのはどうしてそれを手に入れなければならないかのを考える事なんですよね。
 
 
外発的モチベーションだけではなく、内発的モチベーションに気づかせることは、リーダーの役割かもしれませんね。
 
 
喜多川泰さんの名言
『もともと人間には、「自分のため」という目的では発揮できない力が眠っています。
自分以外の誰かのために自分が存在していると感じる機会が増えれば、努力を継続したり、一見不可能と思われるような壁を超えたりすることができる』
 
 
『何のためのに』を大切にしていきたいですね。
 
 
あなたの毎日がワクワクに溢れますように。