ワクワクする「名言」で1ミリ前進

毎日を1ミリでもワクワクに。気楽に読める内容です。

二人の店長の違いはどこでしょう?

『あなたのほめ方は?』
 

子育てと、リーダーシップの共通点はたくさんありますね。


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↑(写真はイメージでウチの子ではありません)

 
最近では皆、ほめて伸ばすのが一般的。賛否ある方もいらっしゃると思いますが、一般的にはほめられた方がモチベーションは上がりそうです。
 
では闇雲に、ただほめればいいのか?と言えばそうでもないものです。
 
 
ある店長は、毎日「高額商品、よく売れたね〜‼︎すごいね〜‼︎」とほめまくります。
 
また別の店長は週に一回ですが、必ず「あの接客してもらってる時のお客様の表情みた?あのアドバイスの仕方がお客様に響くんだよな〜、◯◯さん、いい接客してるよ‼︎」
と伝えてます。
 
この違いわかります?
 
そのヒントは、現在チームの取り組みで罰。。。ではなく、特典としての読書感想文提出で読んだ本を店長からお借りしましたので、ちょっと抜粋引用してみましょう。
 
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『子供をほめる時は、何をほめるかが大切』だといいます。
 
ある研究では
「頭がいいね」と、もともとの能力をほめられて育った子供は、「何かを学ぶこと」より「いい成績を得ること」に重点を置くようになる。
 
例えば、よい成績をとったときは「自分には才能がある」と考える。悪い成績になると「自分には才能がない」と考える傾向が出たそうです。
 
一方、「良く頑張ったね」と、その努力をほめられた子供は、何回テストを重ねてその成績が悪くとも、粘り強く問題を解こうと努力を続けたそうです。
悪い成績の時は「能力の問題ではなく、自分の努力が足りないせいだ」と考えたようだということです。
 
これらのデータから、子供をほめる時には「あなたはやればできるのよ」ではなく、「具体的に努力した内容を取り上げほめ、さらなる努力を引き出し、難しいことにも挑戦しようとさせるほめ方」が大切。
 
ほめる事は大切ですが、ポイントは努力を引き出す為に
「どうほめるか」
が親の腕の見せどころということです。
 
『一流の育て方』ムーギー・キム/ミセス・パンプキン著 ダイヤモンド社 
 
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これは子育ての話しですが、仕事でも重要な事ですね。
 
前述の二人の店長、ともに良くほめていますが、最初の店長は売り上げにフォーカスしています。
これだと、「高額商品をとにかく売ればいい」となります。(極端な例ですが)
 
後者は言うまでもなく、そのプロセスをしっかり見て、その行動をほめていますね。
 
言われた方は、「上司は自分の努力をしっかり把握してくれている」と感じていることでしょう。
次の接客ではさらに頑張ってくれるはずです。
 
 
山本五十六さん名言
『やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば人は動かじ』
 
 
 
ほめる一つでも、相手に寄り添う姿勢が大切になってきますね。
 
あなたの毎日がワクワクに溢れますように。