ストーリーを面白がって考える事例
【たまには現場のお話を】
メガネレンズのメガネ拭きで面白いグッズがあります。
カメレオンの口からメガネ拭きが出てくると言うもの。
あまりに可愛いから「飼い主募集中」のPOPを付けたら、以前かなり売れたんです。
すると、そのカメレオンシリーズのヒットで類似の亀やら柴犬やらと、アニマルシリーズも出てきました。
すると、中にはあまり売れないキャラも。
そこである店長はストーリーを考えてみました。
きっと売れないキャラはこんな事呟いてるだろうな〜って↓
「捨てネコ風にダンボールに入ってたら、きっと心優しいお客様が手にとってくれるかな?」
「せっかくなら古新聞も下に敷きましょうよ」
など、スタッフ間でワイワイ作成。
そうすると実際お客様は笑いながら買っていくんです。伝わるんですよね。そのしつらえが。
こうして
・店ではメンバーが楽しみながらストーリーを考える
・お客様も面白がって、その店により愛着を持ってくれる
・商品の在庫の偏りもなくなる
と、みんなハッピーになれるのは、ちょっと遊び心を入れるのがポイントかも知れませんね。
ストーリーとしての競争戦略の楠木建さんの名言より、
『自分が面白いと思うから勉強できるわけで、本を読むにしても何かを考えるにしても、面白がる力があることが大切だ。
センスはその人が経験の中で練り上げてきた論理の引き出しだから、大切なのはむしろ、自分の面白がることを見つける力といってもいい。』
と、言うのがあります。
ストーリーを空想して、面白がる力をしっかりつけていきたいですね。
あなたの毎日がワクワクに溢れますように。