言い続ける、やり続ける、粘り続けること
【行動をみんなに浸透させるには?】
先日の店長会でこんな質問をしてみました。
「店長が理想とする店づくり、現在100%中何パーセントくらいメンバーに伝わってますか?」
答えはだいたい「30%から50%」と言う事でした。
どうしてなかなか、伝わらないのでしょう?
そのヒントは今月の商業界にありました。
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武蔵野 小山昇さんの特集記事より
社長の仕事は決定とチェックであるにも関わらず、多くの社長は指示するだけでチェックをしません。
言いっぱなしだと分かれば、社員はやらなくなります。
時々気づいたときにチェックするのは、チェックではなく追求ですから、社員もその時だけやればいいわけです。
武蔵野では、私がいつも必ずチェックします。
いつするかを決め、チェック項目に基づいてチェックします。
つまり、基準がはっきりしているのです。
環境整備をずっと言い続け、チェックし続ければ社員は手を抜けませんから、いつもきれいな状態が保てるのです。
言い続ける、やり続ける、粘り続けることです。
参考引用:商業界2016年5月号
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社長の部分をリーダー、店長に置き換えるとすんなり入ってきますね。
思い付きで指示していれば、スタッフも思い付きでしか行動しません。
相手は自分の鏡です。
小山昇さんの名言にはこんなのもあります。
『部下が自分の言ったとおりに行動して成果を出すことができたら、「すごいじゃないか。俺の期待をはるかに上回る結果だったぞ」と褒めてあげます。本当は期待したほどのものではなかったとしても、言ってあげればいいんです。』
そして次の段階では、自分で考えて行動するチャンスを与える。
すると時には失敗することもありますが、自分で考えて行動する愉しさも身に付けてくれますね。
いきなり一段飛ばしで行動できる人ばかりではありません。
一人一人に向き合う事で、成果は積み重なってくるものだと思う今日この頃です。
【追伸、今月の商業界は人を育てる特集や働きがいある職場の作り方などボリューム満点でオススメです!】
あなたの毎日がワクワクに溢れますように。