『自信→過信→慢心→傲慢』
少し前にはあんなに繁盛していたのに、気がつくと閉店していた、と言う店もよく見かけますよね。
なぜ?って思いますが、閉店してしまう直前の店は雰囲気で出ていますね。
活気だったり、しつらえだったり。
どうしてこうなってしまうのでしょう?
ヒントになりそうなものを、こちらでご紹介↓
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私はこれまで、せっかくある程度まで成功したのに、途中で大失敗する人をたくさん見てきました。
そうした人たちの特徴を見ていると、ある共通点があります。
それは、成功するまでは謙虚な人間だったのに、だんだん力をつけていくと調子に乗ってしまうということです。
彼らは物事がうまくいき始めると、自分の力を過信してまわりを甘く見てしまう傾向にあります。
そして、世の中というのは目に見えない力がはたらいているということを忘れ、まるで世の中が自分中心に動いているかのように錯覚してしまうのです。
「私はできる」と肯定的錯覚をして自信を持つのと、人をバカにして図に乗り、勘違いするのとでは大きく意味が違います。
先人は「勝って兜の緒を締めよ」という言葉を残しました。
これは成功したからといって気をゆるめず、さらに心を引き締めろという戒めです。
簡単にできそうなことですが、多くの人はそれができずに、道半ばで一気に崩壊していきました。
反対に、感謝して謙虚になることができた人は、成功し続けます。
「錯覚の法則」 西田文郎著 大和書房
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身近な出来事でも、先月まで売り上げがよかった店が、急激に落ち込むと言う事も。
これもリーダーである管理者が
「なぜ売れたのか?」
「お客様はどうして買うという行動に至ったのか」
「その時のお客様の心の動きは?」
と、自身に問えていない場合があります。
新将命さんの言葉に
『自信は過信に流れる。
そして過信を放っておくと、慢心に化ける。
慢心はやがて増幅され、傲慢になる』
と言うものがあります。
僕もついつい増長しがちですので、常にこの言葉を心掛けています。
常に感謝の気持ちと在り方、意識していきたいですね。
あなたの毎日がワクワクに溢れますように。