人は誰しも自分を認めてもらいたい・・・僕もです!!
【離職率のダントツNO1の理由は?】
4月からは当社にも新入社員が入ってきます。
せっかくですので愉しく一緒に長ーく働いていける環境を作っていきたいものです。
さて、勤めている会社を辞める理由のダントツNO1はなんでしょう?
賃金が安い?
勤務時間が長い?
仕事内容が自分に合わない?
一番の理由と言われているのは、「人」との関わりだそうです。
辞める時、例えば「他にやりたいことが見つかったので・・・」と辞めていく場合でも実際には、人間関係がよくなかったり、自分の居場所がなかったりという事が多いそうです。
個人的には人間関係のポイントの一つは「自己重要感」なのではないかな?と思っています。
「あなたがそばにいてくれてよかった」
「あなたと一緒に働けてうれしい」
「あなたのファンのお客様、たくさんいるよね!」
「あなたのおかげで今日も愉しく働けた!」
そんな「自己重要感」で人を魅了した歴史的な人物がいるそうです。
本日はこんな書籍をご紹介します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「相手の自己重要感を満たす」
その一点だけで、とんでもないものを手に入れてしまった人物がいます。
彼が手にしたのは、日本国。
そう、とんでもないものを手に入れた人物とは、天下統一を果たした豊臣秀吉です。
地盤、看板、カバン・・・
選挙にはこの3バンが必要であると言われています。
地盤とは支持者の組織、看板は知名度、カバンは選挙資金を意味します。
もちろん戦国時代は、現代の選挙事情とは異なりますが、貧しい農民の家に生まれ、地盤、看板、カンバンのすべてと無縁だった秀吉が、どのようにして天下を手中に収めたのかといえば、理由はこのひとことに尽きるでしょう。
「相手の自己重要感を満たすことで、みんなに応援される存在になったから」
無能唱元先生の「人たらし術」には、姫路城を預かっていた頃の秀吉のエピソードが描かれています。
秀吉は、夜、城を見回る際に、部下の名前で呼んだ、そしてその部下の年老いた母親の体調まで気にかけていた
といいます。
姫路城に詰めている兵の数は、約800。
その中の一人にすぎない自分を、
秀吉は800分の1と見ているのではなく、かけがえのない存在
と思ってくれている。
「殿の御馬前で死んでも悔いはない」
と部下たちは心を震わせたことでしょう。
こうして秀吉は、相手の自己重要感を満たすというただ1点で、相手に命を差し出させてしまうのです。
秀吉の人たらし術、おそるべしです。
『愛されたいなら日本史に聞こう』 白駒妃登美著 祥伝社
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
人は誰しも自分を認めてもらいたい欲求がありますよね。
そして、自分だけでなく、自分の子供や親の事まで気にかけてくれている上司の元なら、「なんでも力になろう!」と頑張れるものなんだと思います。
そんなメンバーが集まったチームは固いきづなで結ばれ、多少の事ではビクともしない、強いチームになることができるのでしょう。
豊臣秀吉、見習っていきたいものです。
「認めてもらいたい!」の下心もアリアリですが、自分の為なのはもちろん「みんなの役に立ちたい、会社の役に立ちたい!」という事もあって、取り組んでいるワクワク系マーケティング実践会の取り組みでの表彰がメガネ専門雑誌に取り上げてもらえることになりました。
「増長しないこと」を心に刻みつつ、明日へ糧にしていきたいと思います。
あなたの毎日がワクワクで溢れますように。